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概要

最新更新日時: 2008年06月29日
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入善町の概要

 入善町は、富山県の北東部にあり、立山と後立山との間を一直線に奔流する一級河川黒部川が形成した我が国の代表的な広く肥えた扇状地・黒部川扇状地の中央に展開する地域です。北は日本海に面しており、海岸線は11.5km、それを底辺とし南に尖った三角形をしています。 

 入善駅の北方1.5kmにある国史跡「じょうべのま遺跡」からは、多数の堀立柱遺構と各種遺物が発掘され、奈良時代末期から平安時代にかけての建造物であると推定されています。 12世紀前半には東大寺の荘園「入善荘」が成立し、やがてこの地は、椎名、上杉、佐々、豊臣、前田氏らによって支配され、1658年の領地換えでは全域が加賀藩領となりました。
 明治4年の廃藩置県によって本町域は新川県に属し、同9年には石川県となりました。しかし、今で言う富山県側と石川県側では地形が異なるため、長い間水害に悩まされていました。河川の改修を早期に進めるため、入善町出身の米沢紋三郎らが中心となって分県運動を行い、同16年石川県から分県して富山県となりました。
 町域の変遷は、明治22年3月の町村制施行により、入善町・上原村・青木村・飯野村・小摺戸村・新屋村・椚山村・横山村となり、昭和28年10月、この1町7村が合併して入善町が発足しました。さらに昭和34年1月に台地部に属する舟見町を編入合併し、現在に至っています。

 面積71.29平方km、人口28,005人(平成17年度国勢調査)で、農工一体の田園都市です。

           




【自然・風土】

 入善町は、日本海に面して本州の中ほどに位置し、地形的には黒部川が形成した扇状地、その東に接する舟見台地と負釣山に連なる丘陵部の3つに分類されます。 

 扇状地一帯は古くは「黒部四十八ヵ瀬」と呼ばれ、洪水ごとに氾濫・移動を繰り返すことから、親不知とともに北陸往還最大の難所となっていました。封建時代に入り、各藩主の治山治水対策によって現在の河道に固定されました。
 こうして形成された扇状地が標高約100mを扇頂として、海岸線にまできれいに広がっています。その東側の標高80〜150mの間に舟見野台地が展開し、その背後は町最高点の負釣山(標高959.3m)に連なる丘陵部となっています。
 本町を特色づけるのは「水」です。黒部川の水は扇状地の中を伏流水として流れ、湧水となって扇端部で自噴します。この「黒部川扇状地湧水群」は、昭和60年に環境庁から「全国名水百選」として選ばれました。また、湧水群の一つである「杉沢の沢スギ」は、国の天然記念物に指定されています。
 なお、扇状地上を流れる清冽な農業用水も、豊かな水に恵まれた本町の姿を象徴するものとなっています。


    [面 積]
      
  • 位 置 東経137°30'16" 北緯36°55'46"
  • 面 積 71.29平方km  
  • 周 囲 42.5km 東西12.2km 南北16.5km
  • 海岸線 11.5km   
  • 海 抜 26.5m   
  • 最高の標高 負釣山 959.3m
  • [気 象]
      
  • 平均気温 14.1℃   
  • 平均湿度 74%  
  • 最深積雪 124cm   
  • 降水量 2,577mm   
  • 日照時間 1731.5時間



【農 業】

 当町は全国に先駆けて4,200haに及ぶ水田の圃場整備事業により、黒部川扇状地の恵まれた「水」の恩恵を受け、県下随一のおいしい米の産地となりました。近年、低コスト・省力化の実現に向け、無人ヘリコプターなどハイテク機械による新たな生産方法の検討を進めています。また、富山県及び町花であるチューリップや特産の入善ジャンボ西瓜は国内外で数多く販売されています。これらは贈答用などにたいへん喜ばれています。 

【工 業】

 戦前からの紡績産業に加え、自動車部品、電子デバイス、飲料水製造などの大企業立地を積極的に進めたおかげで、幅広い分野の企業が参入しています。ここでも入善町の資源であるきれいな「水」が活用されており、県内外に多くの製品を送り出しています。 

【商 業】

 商業においては、郊外型の大型ショッピングセンターのオープンにより、従業者と商品販売額は増加の傾向を示しています。さらに新たな大型ショッピングセンターの進出が予定されており、商業の活性化が図られています。 

【入善町のPR】

 入善町は、自然に恵まれたたいへん住みやすい町です。雄大な立山連峰をバックに秘境黒部峡谷から流れる黒部川、全国名水百選に指定された水や世界最古の海底林、じょうべのま遺跡や沢スギ林などの史跡や天然記念物、コシヒカリやチューリップ、入善ジャンボ西瓜など、世界に誇れる特色ある地域資源を有しています。これらの資源を有機的、総合的に結びつけることにより、町全体を「扇状地文化むら」と位置づけ、文化のまちづくりを活発に進めています。
 もし、いらして頂けるなら「入善町」が、すばらしいまちだと感じていただけることでしょう。



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