不妊治療費の助成

更新日:2023年04月18日

令和4年4月1日から不妊治療において保険適用となる範囲が拡大となりました。

対象

一般不妊治療費助成事業

  1. 医療保険各法に規定する療養に給付が適用となる不妊治療
    (タイミング療法、薬物療法、手術療法など)
  2. 医療保険適用外の不妊治療のうち、体外受精及び顕微授精を除く治療
    (人工授精など)
  3. 体外受精及び顕微授精のうち、特定不妊治療費助成対象外の治療
    (採卵まで至らなかった場合)
  4. 治療の一環として行われる検査、及び治療開始前に不妊原因を調べるための検査
    (不妊検査の結果、「不妊症」と診断されなかった場合も助成対象)

特定不妊治療費助成事業

  • 体外受精及び顕微授精
  • 男性不妊治療

対象者

入善町にお住まいの人で、各種医療保険に加入されている法律上のご夫婦です。

原則、法律婚を対象としますが、生まれてくる子の福祉に配慮しながら、事実婚関係にある方も対象とします。

夫婦間の妊娠を目的としており、配偶者以外の第三者から精子や卵子の提供を受けた場合、助成の対象外となります。

単身赴任などで別居している場合は、妻の住所が町にあることが必要です。

※町税等の滞納がない人が対象です。

助成対象となる費用

不妊治療にかかった自己負担額

  • 治療終了時に入善町に住所と住民票を置いていた人の治療費に限ります。
  • 富山県の助成金や高額療養費、付加給付金の支給を受けた場合、その金額を差し引いた額となります。該当する場合は、その支給を受けたのちに申請を行ってください。
  • 保険適用の有無に関係なく、検査や治療にかかった費用が助成対象です。
  • 文書料や入院時の食事療養標準負担額、個室料、病衣等のその他不妊治療に直接関係のない費用は、助成対象外です。

助成金額について

対象となる費用(他助成を受ける場合は、その助成額を除く)の9割を助成します。限度額はありません。

申請に向けて

事前に保険適用限度額認定申請書を加入している保険者に提出し、認定証の発行を受けてください。「限度額適用・標準負担額減額認定証」と「保険証」を併せて医療機関に提出してください。治療終了後は、必要書類が届き次第、速やかに申請をお願いします。

助成までの流れ

費用は、いったん医療機関の窓口で支払っていただくことになります。
その際の領収書は申請時に必要となりますので、大切に保管してください。

申請期限:治療が終了した日から1年以内

申請窓口:入善町元気わくわく健康課保健センター(健康交流プラザ・サンウェル内)

申請に必要な書類など

1.不妊治療費助成申請書(様式第1号)又は、男性不妊治療費助成申請書(様式第6号)

2.一般不妊治療費助成事業受診証明書・特定不妊治療費助成事業受診証明書(様式第2号)又は、男性不妊治療費助成事業受診証明書(様式第7号)

3.領収書(院外処方の領収書含む)及び診療明細書

4.保険証の写し

5.振込口座の確認のための通帳の写し(夫婦いずれか)

6.認印

7.限度額適用・標準負担減額認定証の写し

8.加入保険者が発行する「医療費のお知らせ」等(診療を受けた月の医療費、高額療養費、付加給付金などの有無が確認できる書類)

医療費にかかる高額医療費等について(PDFファイル:278.3KB)

9.(支給された場合)富山県特定不妊治療費助成額の確認できる書類

10.(事実婚関係にある夫婦、または、同一世帯にない夫婦のみ)夫婦それぞれの戸籍謄本

11.(事実婚関係にある夫婦のみ)事実婚関係にある申立書

※1~6は必須、7~11は該当する場合

申請後、書類審査の上、申請された方の口座に助成金が振り込まれます。

指定医療機関

富山県と同様です。

専門の相談員による相談

女性健康相談センター・不妊専門相談センターは富山県民共済センター「サンフォルテ」で開設しています。

入善町不妊治療費助成 Q&A

質問1.医療機関の指定はありますか?

回答1.

特定不妊治療

富山県が指定している医療機関となります。富山県のホームページをご覧ください。

一般不妊治療

医療機関の指定はありません。産婦人科や泌尿器科を標榜する医療機関であれば、どこでも助成対象となります。

質問2.いつ申請すればいいですか?

回答2.

特定不妊治療

1回の治療が終了した日から1年以内に申請してください。

一般不妊治療

検査・治療が終了した日から1年以内に申請してください。
申請のタイミングとしては次のような時期が考えられます。

  • ある程度の治療が終了した時期
  • 特定不妊治療にステップアップするとき
  • 特定不妊治療のための検査が終了したとき
  • 検査や治療が終了し、以降治療の予定がない場合

質問3.一般不妊治療と特定不妊治療の両方を受けた場合、申請は同時にできますか?

回答3.それぞれの治療が終了した日から1年以内であれば、同時に申請ができます。
同時に申請する場合でも、受診証明書は一般不妊治療用と特定不妊治療用をそれぞれ医療機関で発行してもらい、申請書もそれぞれご記入ください。

質問4.特定不妊治療を3回受けた場合、申請書は1枚でまとめることができますか?

回答4.1回の治療ごとに、申請書と受診証明書が必要となります。

質問5.年齢によって助成を受けることができる回数に制限はありますか?

回答5.年齢要件はありません。

質問6.入善町に転入する前から治療していたのですが、助成は受けられますか?

回答6.治療終了日に入善町にお住まいであれば、助成を受けることができます。

質問7.県の助成を受けずに、町の助成のみを受けることはできますか?

回答7.県の助成を受けない場合も町の助成を受けることができます。

質問8.1年間に何回まで申請できますか?

回答8.申請回数の制限はありません。

質問9.検査または治療の助成額はどうなりますか?

回答9.対象となる費用(他の助成を受けた場合は、その助成額を除く)の9割以内となり、1回の助成額、および年間助成額の上限はありません。

質問10.体外受精および顕微授精で、採卵まで至らなかったため、県の助成を受けることができませんでした。町の助成を受けることができますか?

回答10.一般不妊治療費助成事業の対象となります。

この記事に関するお問い合わせ先

元気わくわく健康課 保健福祉推進係
〒939-0642 富山県下新川郡入善町上野2793-1
電話番号:0765-72-0343
ファックス:0765-72-5082

メールフォームによるお問い合わせ

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