飯野地区担当アドバイザー

更新日:2022年05月10日

大井栄さんの顔写真

飯野地区担当  大井 栄

1.新着情報(令和2年11月1日更新)

9月中頃から10月はコシヒカリの稲刈りの真っ最中です。機械化の進んだ現在、天候次第であっという間に稲が刈取られ田面の様相が一変します。収穫された一部の米は地元の深層水施設を利用し、米飯加工され国内や世界に輸出されています。

小学校や保育所では運動会の練習が行われ、地区の運動会、公民館祭りも行われます。各集落では秋祭りに向けて準備に多忙です。東狐の獅子舞は町内でも有名です。夜遅くまで行われ、子天狗たちは「華」を打ってもらうのを楽しみに練習に励んでいます。集落総出で旗揚げや境内を清めて本番を迎えます。

2.飯野地区の紹介

飯野地区は黒部川扇状地の末端に属し、国道8号、あいの風とやま鉄道線(西入善駅)を有する地域です。世帯数1,616戸、人口4,738人の農村ですが人口減少の激しい中で、比較的減少の少ない地域です。

入善漁港や園家山キャンプ場があり、何と言っても地下水が豊富で、個人所有の「掘り抜き井戸」がたくさん有る湧水地帯で自然豊かなところです。「海洋深層水」の活用施設もあり「牡蠣の星」レストランが賑わっています。

入善漁港
牡蠣ノ星の外観画像

3.飯野地区の春夏秋冬

春・・・とやまの祭り百選に選定されている芦崎の「えびすさまをのせた屋形船」が巡航する春の「えびす祭り」が無礼講で楽しみです。各集落も五穀豊穣を祈願し、桜の花見を楽しみます。農家では一斉に田起こしが始まり育苗ハウスで苗作りが行われ、五月中旬から田植えが始まります。

お神輿を担ぐ人たちの画像

夏・・・飯野地区ジャンボ西瓜の農家は、減少傾向のなか栽培管理に忙しく7月中旬から出荷が始まります。
また、国道筋地区の「七夕舟流し」が子どもたち主体で行われます。各集落では、盆踊り、カラオケ大会、ニジマス釣り、バーベキューなど納涼祭りが盛んです。

秋・・・広大な農地で育てられたコシヒカリは、一斉に刈取られ乾燥調製が進んで保冷倉庫に出荷されます。各集落では収穫を祝う秋祭りが開催されます。黒部川や庄助川には大量の秋鮭が産卵の為に遡上します。飯野地区区全体では保育所や小学校の運動会や地区体育大会がおこなわれますが、中でも班別対抗の大運動会は大いに盛り上がります。飯野公民館活動では、公民館祭りが行われ作品展や余興が行われます。

冬・・・北陸の冬は従来から豪雪のイメージが強かったのですが、近年からは温暖化のため降雪はめっきり少なくなりました。除雪、消雪対策が徹底していて、交通には殆ど支障はなくなりました。新年は、各地区の氏神社の年賀、地区毎の新年会が行われ新春を迎えます。