その12 海洋深層水でビールをおいしく
【広報入善2002年10月号掲載】
皆さんはこの夏、どれだけビールをたしなまれたでしょうか。今回は、ビールの製造に海洋深層水を利用することにより、ビールがおいしくなる話をしましょう。
ビールの製造にはビール酵母の働きが不可欠で、ビールの味は、ビール麦(麦汁)やホップ、酵素などの原料の種類や量を組み合せることで異なります。
最近の研究で、海洋深層水には、このビール酵母の働きを促進させる作用があることが明らかになり、地ビール製造などに利用されています。
また、アサヒビールの発泡酒「本生」は、皆さんご存知だと思いますが、これも酵母の育成に海洋深層水を利用しています。
発泡酒は本来、ビールよりも麦芽が少ないため、良質の栄養分を酵母に与えることができず、どうしても味や香りがビールよりも劣ってしまいます。
これを解決するためにアサヒビールでは、海洋深層水のミネラルや栄養源を利用し、酵母の発酵を促進させることで、味や香りがビールに劣らない発泡酒づくりに取り組んでいます。
実は、アサヒの発泡酒「本生」は入善の海洋深層水が使われています。
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更新日:2021年02月01日