その12 海洋深層水でビールをおいしく

更新日:2021年02月01日

木製の丸テーブルの上で、2つのビールジョッキが激しく乾杯しているイメージイラストの写真

【広報入善2002年10月号掲載】

皆さんはこの夏、どれだけビールをたしなまれたでしょうか。今回は、ビールの製造に海洋深層水を利用することにより、ビールがおいしくなる話をしましょう。

ビールの製造にはビール酵母の働きが不可欠で、ビールの味は、ビール麦(麦汁)やホップ、酵素などの原料の種類や量を組み合せることで異なります。

最近の研究で、海洋深層水には、このビール酵母の働きを促進させる作用があることが明らかになり、地ビール製造などに利用されています。

また、アサヒビールの発泡酒「本生」は、皆さんご存知だと思いますが、これも酵母の育成に海洋深層水を利用しています。

発泡酒は本来、ビールよりも麦芽が少ないため、良質の栄養分を酵母に与えることができず、どうしても味や香りがビールよりも劣ってしまいます。

これを解決するためにアサヒビールでは、海洋深層水のミネラルや栄養源を利用し、酵母の発酵を促進させることで、味や香りがビールに劣らない発泡酒づくりに取り組んでいます。

実は、アサヒの発泡酒「本生」は入善の海洋深層水が使われています。

この記事に関するお問い合わせ先

キラキラ商工観光課 深層水係
〒939-0693 富山県下新川郡入善町入膳3255

電話番号:0765-72-3803
ファックス:0765-74-2108

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