その4 魚づくりの夢の水「海洋深層水」

更新日:2021年02月01日

2匹の青い魚が上下の方向に重なり合っているイメージイラストの写真

【広報入善2002年2月号掲載】

海洋深層水には、安定した低温性、富栄養性、清浄性といった特性があります。
これらの特性を上手に利用すれば、効率の良い魚介類の養殖などが行えます。

低温性の利用

安定した低水温を利用すれば、冷水系や深海魚の養殖が可能になります。
また、表層海水との組み合わせなどで、一年中最適な水温で魚介類を養殖することができ、成長停滞期間をなくし、成長を早めることができます。

富栄養性の利用

海洋深層水に含まれる豊富な栄養塩は、これを吸収して育つコンブ、ワカメなどの食用藻類の栽培や、クロレラなどの自然健康食品の生産に有効です。

清浄性の利用

海洋深層水には細菌やウイルスがほとんど存在しないため、魚介類が病気になりにくいといった、健全な魚介類の飼育環境に適しています。

海洋深層水を利用した養殖事業は日本初であり、入善漁業協同組合では、エゾアワビの養殖を行います。

この記事に関するお問い合わせ先

キラキラ商工観光課 深層水係
〒939-0693 富山県下新川郡入善町入膳3255

電話番号:0765-72-3803
ファックス:0765-74-2108

メールフォームによるお問い合わせ

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか
このページの情報は見つけやすかったですか?