その5 海洋深層水の脱塩について

更新日:2021年02月01日

黄色と黒のコントラストが印象的な胡椒のイメージイラストの写真

【広報入善2002年3月号掲載】

海洋深層水は、海水であり塩分を含んでいますが、利用目的によってはこの塩分を除去(脱塩)する必要があります。

脱塩方法は、大きく分けて次の2種類があります。

逆浸透膜法

この方法で脱塩すると、「純水に近い淡水」と「濃縮された深層水」に分離されます。つまり、脱塩と同時にミネラル分もほとんど除去されてしまいます。

電気透析法

この方法で脱塩すると、「淡水」、「ミネラルが濃縮されたミネラル濃縮水」、「塩分が濃縮された濃塩水」に分離されます。

逆浸透膜法とは異なり、ミネラルを残したまま脱塩が可能です。 町では海洋深層水の脱塩水を分水していますが、逆浸透膜法で脱塩しているため、「純水に近い淡水」となっています。

ですから、ミネラルの効果はあまり期待できませんので使用の際はご注意ください。 しかし、この脱塩水は、お茶やコーヒーを飲むのに非常に適した水なのです。その訳は次回に…。

この記事に関するお問い合わせ先

キラキラ商工観光課 深層水係
〒939-0693 富山県下新川郡入善町入膳3255

電話番号:0765-72-3803
ファックス:0765-74-2108

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