熱中症に注意しましょう

更新日:2024年06月07日

熱中症とは

熱中症は気温・湿度の上昇により、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かず体温が異常に上昇したりして発症する障がいの総称です。屋外だけでなく屋内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

身体が暑さに慣れていないため、うまく体温調整できずに、そこまで暑さを感じなくても熱中症になっていることがあります。

気温が高い、湿度が高い、風が弱い日はもちろん、体調不良等は特に注意が必要です。

子どもと高齢者は特に要注意!

子ども

汗をかきやすく、腎臓の機能が未熟であり、脱水になるリスクが高いです。

高齢者

体液をためるタンク(筋肉)が少なく、暑さやのどの渇きを感じづらくなっているため、重症になるまで気づかない場合があります。

熱中症の症状

・めまい、立ちくらみ、生あくび、筋肉のこむら返り、汗がとまらない

・頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う

重症になると・・・

・返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い

熱中症の予防

暑さを避けましょう

[屋内での予防ポイント]

・扇風機やエアコンで温度を調整

・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用

・室温をこまめに確認

 

[屋外での予防ポイント]

・日傘や帽子の利用

・日陰の利用、こまめな休憩

・天気の良い日は、日中の外出をできるだけ控える

 

[からだの蓄熱を避けるためのポイント]

・通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する

・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす

 

こまめに水分を補給する

屋内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給する

日ごろから健康管理をしましょう

・日ごろからの体温測定・健康チェックをしましょう

・体調が悪いと感じたときは、無理せず自宅で静養しましょう

熱中症が疑われる人を見かけたら涼しい場所へ

エアコンの効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる

体を冷やす

衣服をゆるめ、体を冷やす(特に、首の回り、腋の下、足の付け根など)

水分補給

水分・塩分、経口補水液などを補給する

 

自力で水が飲めない、意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう!

熱中症警戒アラートについて

熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の前日夕方または当日早朝に、都道府県ごとに発表されます。発表されている日には、外出を控える、エアコンを使用する等の、熱中症の予防行動を積極的にとりましょう。

クーリングシェルター

熱中症による人の健康被害の発生を防止するため、「熱中症特別警戒アラート」発生時に広く町民等に開放する「暑さをしのぐ場」として町内の公共施設を「クーリングシェルター」に指定しています。

詳しくは下記ページをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

元気わくわく健康課  保健指導係
〒939-0642 富山県下新川郡入善町上野2793-1
電話番号:0765-72-0343
ファックス:0765-72-5082

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