大地震に備えて
地震が発生したとき、被害を最小限におさえるには、一人ひとりがあわてずに適切な行動をすることが極めて重要です。
そのためには、みなさんが地震について関心を持ち、いざというときに落ちついて行動できるよう、日頃から地震の際の正しい心構えを身につけておくことが大切です。
大地震のとき、家族があわてずに行動できるように、ふだんから次のようなことを話し合い、それぞれの分担を決めておきましょう。
- まず身の安全を
ケガをしたら火の始末や避難がおくれてしまいます。家具の転倒や落下物には充分な対策を。 - すばやく火の始末
揺れを感じたらすばやく行動。火元付近には燃えやすいものを置かない習慣を。 - 戸を開けて出口の確保
地震でドアが開かなくなることも。戸を開けて避難口の確保を。 - 火がでたらすぐ消火
万一出火しても天井に燃え移る前なら大丈夫。あわてず消火を。 - あわてて外に飛び出さない
飛び出しはケガのもと。冷静な判断を。 - 狭い路地やブロック塀には近づかない
ブロック塀や自動販売機は倒壊の恐れが。すばやく避難を。 - 協力しあって応急救護
地域ぐるみで協力し合って応急救護の体制を。 - 山崩れ、がけ崩れ、津波に注意
居住地の自然環境を把握して二次災害防止の心掛けを。 - 避難は徒歩で
マイカーでの避難は危険なうえ緊急出動の障害に。ルールを守る心のゆとりを。 - 正しい情報を聞く
事実はひとつ。間違った情報にまどわされず的確な行動を。
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更新日:2021年02月01日