不妊治療費の助成

更新日:2025年07月31日

令和4年4月1日から不妊治療において保険適用となる範囲が拡大となりました。

対象

一般不妊治療費助成事業

  1. 医療保険各法に規定する療養に給付が適用となる不妊治療
    (タイミング療法、薬物療法、手術療法など)
  2. 医療保険適用外の不妊治療のうち、体外受精及び顕微授精を除く治療
    (人工授精など)
  3. 体外受精及び顕微授精のうち、特定不妊治療費助成対象外の治療
    (採卵まで至らなかった場合、凍結保存維持管理料など

  4. 治療の一環として行われる検査、及び治療開始前に不妊原因を調べるための検査
    (不妊検査の結果、「不妊症」と診断されなかった場合も助成対象)

特定不妊治療費助成事業

  • 体外受精及び顕微授精
  • 男性不妊治療

対象者

  • 入善町に住民登録がある夫婦(事実婚含む)
  • 単身赴任などで別居している場合は、妻の住所が町にあること
  • 夫婦ともに公的医療保険に加入していること
  • 町税等の滞納がない人

助成対象となる費用

不妊治療にかかった自己負担額

  • 治療終了時に入善町に住所と住民票を置いていた人の治療費に限ります。
  • 富山県の助成金や高額療養費、付加給付金の支給を受けた場合、その金額を差し引いた額となります。該当する場合は、その支給を受けたのちに申請を行ってください。
  • 保険適用の有無に関係なく、検査や治療にかかった費用が助成対象です。

対象とならない治療・費用

1.配偶者以外の第三者から精子や卵子の提供を受けた場合

2.不妊治療に直接関係のない費用

  • 文書料
  • 入院費(食事代・個室料、病衣など)
  • がん検査 など

助成金額について

対象となる費用(他助成を受ける場合は、その助成額を除く)の9割を助成します。

限度額はありません。

申請に向けて

全国健康保険協会加入者の方は、保険適用分で1か月の自己負担額が44,400円を超える診療月がある場合、該当月について高額療養費の申請を行ってください。

富山県の助成金や高額療養費、付加給付金の該当となる場合は、事前に申請を行ってください。

入善町への申請の際には、高額療養費決定/不支給決定通知書など給付額がわかる書類を提出ください。

※審査の状況により、書類の追加提出を求める場合があります。

助成までの流れ

費用は、いったん医療機関の窓口で支払っていただくことになります。
その際の領収書は申請時に必要となりますので、大切に保管してください。

申請期限1回の治療につき「治療が終了した日から1年以内」

※「治療終了日」とは受診証明書(様式第2号又は第7号)の治療期間の終了日です。1回の治療ごとに申請期限が発生します。

申請窓口:入善町元気わくわく健康課保健センター(健康交流プラザ・サンウェル内)

「1回の治療」の考え方と治療ステージごとの助成対象範囲

別表.入善町不妊治療費助成対象範囲(PDFファイル:274.2KB)

申請に必要な書類など

1.不妊治療費助成申請書(様式第1号)又は、男性不妊治療費助成申請書(様式第6号)

2.一般不妊治療費助成事業受診証明書・特定不妊治療費助成事業受診証明書(様式第2号)又は、男性不妊治療費助成事業受診証明書(様式第7号)

※証明書の発行は自己負担になります。

3.領収書(院外処方の領収書含む)及び診療明細書

4.振込口座の確認のための通帳の写し(夫婦いずれか)

5.認印

6.保険証の写し

7.限度額適用・標準負担減額認定証の写し

なお、マイナポータルがインストール済みのスマートフォンを窓口へ持参いただき、保険者名及び限度額区分を画面提示いただく方法でも受付します。

8.加入保険者が発行する「医療費のお知らせ」等(診療を受けた月の医療費、高額療養費、付加給付金などの有無が確認できる書類)

9.(全国健康保険協会加入者で、保険適用分で1か月の自己負担額が44,400円を超える診療月がある場合)該当月の高額療養費支給決定通知書または不支給決定通知書

10.(支給された場合)富山県特定不妊治療費助成額の確認できる書類

11.(事実婚関係にある夫婦、または、同一世帯にない夫婦のみ)夫婦それぞれの戸籍謄本

12.(事実婚関係にある夫婦のみ)事実婚関係にある申立書

※1~5は必須、6~12は該当する場合(保険適応の治療がある場合、6〜9は必須)

※全ての書類が揃ってから申請を受け付けます。

申請後、書類審査の上、申請された方の口座に助成金が振り込まれます。

助成申請対象となる指定医療機関

専門の相談員による相談

女性健康相談センター・不妊専門相談センターは富山県民共済センター「サンフォルテ」で開設しています。

入善町不妊治療費助成 Q&A

質問1.医療機関の指定はありますか?

特定不妊治療の場合

富山県が指定している医療機関となります。富山県のホームページをご覧ください。

 

一般不妊治療の場合

医療機関の指定はありません。産婦人科や泌尿器科を標榜する医療機関であれば、どこでも助成対象となります。

質問2.いつ申請すればいいですか?

特定不妊治療

1回の治療が終了した日から1年以内に申請してください。

※治療終了日とは、受診証明書に記載された治療期間の終了日です。1回の治療ごとに申請期限が発生します。

※申請期限内に、申請書だけでなく全ての必要書類の提出が必要です。期限内に書類が間に合わない場合は助成が受けられませんのでご注意ください。

一般不妊治療

検査・治療が終了した日から1年以内に申請してください。
申請のタイミングとしては次のような時期が考えられます。

  • ある程度の治療が終了した時期
  • 特定不妊治療にステップアップするとき
  • 特定不妊治療のための検査が終了したとき
  • 検査や治療が終了し、以降治療の予定がない場合
  • 凍結延長料が発生した場合

質問3.一般不妊治療と特定不妊治療の両方を受けた場合、申請は同時にできますか?

それぞれの治療が終了した日から1年以内であれば、同時に申請ができます。
同時に申請する場合でも、受診証明書は一般不妊治療用と特定不妊治療用をそれぞれ医療機関で発行してもらい、申請書もそれぞれご記入ください。

質問4.特定不妊治療を3回受けた場合、申請書は1枚でまとめることができますか?

1回の治療ごとに、申請書と受診証明書が必要となります。

質問5.年齢によって助成を受けることができる回数に制限はありますか?

年齢要件はありません。

質問6.入善町に転入する前から治療していたのですが、助成は受けられますか?

治療終了日に入善町に住所と住民票を置いていれば、助成を受けることができます。

転入された方は、以前にお住まいの自治体に、同様の助成金に係る過去の受給状況を照会することがありますのでご承知ください。
なお、情報の取扱いには十分注意し、プライバシーは厳守します。

質問7.県の助成を受けずに、町の助成のみを受けることはできますか?

県の助成対象要件を満たす方は、県の助成申請を先に行ってください。

その後、町の助成申請を行ってください。

質問8.1年間に何回まで申請できますか?

申請回数の制限はありません。

質問9.検査または治療の助成額はどうなりますか?

対象となる費用(他の助成を受けた場合は、その助成額を除く)の9割以内となり、1回の助成額、および年間助成額の上限はありません。

質問10.体外受精および顕微授精で、採卵まで至らなかったため、県の助成を受けることができませんでした。町の助成を受けることができますか?

入善町では、一般不妊治療費助成事業の対象として申請が可能です。

この記事に関するお問い合わせ先

元気わくわく健康課 保健福祉推進係
〒939-0642 富山県下新川郡入善町上野2793-1
電話番号:0765-72-0343
ファックス:0765-72-5082

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