認知症サポーター養成講座

更新日:2024年02月20日

現在、65歳以上の高齢者の約4人に1人が認知症の方または予備軍と言われ、認知症は誰もがなりうる身近な病気になっています。

こうした中、地域に認知症のよき理解者である「認知症サポーター」を増やし、認知症になっても住みよい地域づくりをしようという全国の取組が平成17年に始まりました。

入善町も、認知症の方の意思を尊重し、認知症になってもできる限り住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを目指し、「認知症サポーター」の養成を行っています。

認知症サポーターとは

認知症について正しく理解し、偏見を持たずに認知症の人やご家族を温かい目で見守る「応援者」です。

特別に活動を要求されることはありませんが、認知症を自分自身の問題として認識し、自分のできる範囲で友人や家族に知識を伝える、認知症になった人や家族の気持ちを理解し、支えになるような手助けをすることが役割です。

キャラバンメイトロゴ

 

 

◀ 認知症サポーターキャラバンのマスコット「ロバ隊長」

・ロバのように急がず、一歩一歩着実に歩みを進めるという思いが込められる

・オレンジ色は、認知症支援のシンボルカラー

認知症サポーターになるには

「認知症サポーター養成講座」を受講した方が「認知症サポーター」となります。

講座内容

  • 認知症サポーターキャラバンとは
  • 認知症を理解する(症状・予防・接するときの心がまえ)
  • 認知症サポーターとは
  • 認知症サポーターのできること

所要時間:原則90分間

受講料:無料

申込みについて

入善町内に在住・在学・在勤の方を中心にした集まりで、当日10名以上の参加が見込まれる団体であれば出張講座が開催可能です。
開催会場を各団体でお決めいただいた上で、開催希望日の1か月前までに保険福祉課にお問い合わせください。


例えば

  • 地域:自治会・町内会、老人クラブ、民生委員の会、介護家族の会、ボランティア団体
  • 地域の企業・団体:同業者組合、金融機関、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、新聞販売店、薬局
  • 学校:小学校・中学校・高等学校、教職員、PTA等があります。

趣味の集まりや友人同士のグループなども実施可能です。

 

開催条件
  • 参加予定者が10名以上
  • 受講予定者の大多数が未受講
  • 講座の会場と講師の駐車場が確保できる(2台程度お願いすることがあります)
  • 開催の希望時間が平日の17時まで(それ以外については要相談)
  • 開催希望の1ヶ月前までに申請
  • 医療・介護サービス事業者が従事者に対して実施する研修目的でないこと
  • 宗教の布教活動、選挙活動、営利目的の講座開催でないこと

 

受講を希望される方は以下の申込書をダウンロードし、保険福祉課に提出ください。

にゅうぜん出前講座申込書(Wordファイル:18.5KB)

認知症サポーター養成講座の取り組み

警察職員受講の様子

▶職域による受講の様子(入善警察署職員)

ショッピングモール受講の様子

▶地域住民受講の様子

(町内ショッピングモール内)

小学校受講の様子

▶小学生受講の様子

毎年町内すべての小学校5年生を対象に開催

ステップアップ講座

▶認知症サポーターステップアップ講座

認知症サポーター養成講座受講済の方を対象に、”自分のできる範囲での活動”を発展させて、声掛けや支援方法等、地域の中で認知症の方を支えるための、より実践的な講座を開催

この記事に関するお問い合わせ先

保険福祉課 高齢福祉係
〒939-0693 富山県下新川郡入善町入膳3255

電話番号:0765-72-1845
ファックス:0765-74-0067

メールフォームによるお問い合わせ