高次脳機能障害

更新日:2026年05月22日

高次脳機能障害とは

交通事故や脳卒中などで脳が損傷され、記憶力や注意力、判断力などが低下するなど、脳の認知機能に障害が起こり、日常生活や学校・職場での活動に支障をきたす後遺症です。

中途障害のため、以前できていたことがうまくいかなくなり、日常生活または社会生活に支障をきたしますが、外見からは分かりづらく「見えない障害」とも言われます。ご本人も周囲も症状に気づきづらいため、周囲から理解されにくく、ご本人・ご家族の負担が大きくなることがあります。

主な高次脳機能障害の原因

  1. 脳血管障害 …脳出血、くも膜下出血、脳梗塞など
  2. 脳外傷 …交通事故、高いところからの転落、スポーツ中の転倒など
  3. その他 …低酸素脳症、脳腫瘍など

高次脳機能障害の主な症状と対応

記憶障害・・・

(例)自分がしたことや物を置いた場所を忘れてしまう。約束を守れなかったり、忘れてしまったりする。何度も同じ話をする。

【対応例】メモや手帳などを活用する。作業時には手順がわかるもの(手順書等)を活用する。覚えたいことは繰り返し復習する。

注意障害・・・

(例)何かをする時にミスが多い。複数のことを同時にすることが難しい。
【対応例】何かをする時には、注意をそらすものや大勢の人がいる場所を 避け、できるだけ静かな環境をつくる。作業はひとつずつ行う。

遂行機能障害・・・

(例)物事の優先順位をつけることが難しい。突然の出来事に臨機応変に対応することが難しい。間違いを次に活かすことが難しい。
【対応例】時間に余裕を持って計画を立てたり、行動したりする。作業の手順がわかる手順書等を活用する。

社会的行動障害・・・

(例)自分からは何もしようとしなかったり、気持ちが落ち込みがちになったりする。食べ物を際限なく食べたり、お金を使いすぎたりする。人の気持ちをうまく察することができない。ひとつのことにこだわりすぎる。
【対応例】 イライラの原因を探し、原因を作らない工夫をする。 リラックスできる方法を見つける。

※症状の現れ方は人により様々で、対応も個別に検討する必要があります。

高次脳機能障害に関する相談

事故や病気の後に、気になる症状があるときは、病院や高次脳機能障害支援センターへご相談ください。

富山県高次脳機能障害支援センター

931-8517 富山県富山市下飯野36番地(富山県リハビリテーション病院・こども支援センター内)

電話:076-438-2233
 

高次脳機能障害ガイドブック

この記事に関するお問い合わせ先

保険福祉課 地域福祉係
〒939-0693 富山県下新川郡入善町入膳423

電話番号:0765-72-1841
ファックス:0765-74-0067

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