米澤家文書

更新日:2021年02月01日

巨大な庭石と松の木が映える庭園の岩の上に、長い白髭に面長で丸眼鏡をかけた初老の紳士のバストアップの赤茶けた銅像が設置されている写真

平成5年9月、富山県分県の功労者 米澤紋三郎翁の胸像が入善町役場前に建てられ、その除幕式が行われました。そして、その際、翁の孫 米澤ハギ氏より米澤家に代々引き継がれてきた文書類を入善町に寄附したいとの申し出がありました。

「米澤家文書」は富山県の「分県の父」である米澤紋三郎と、入善町政に多大な功績を残した米澤元健の父子二代にわたる資料が主軸となっています。年代は藩政初期から太平洋戦争直後まで、行政関係・事業関係の資料を始め、新聞・雑誌・写真等、世相・風俗を反映したものまで広範な分野にわたる資料が約30,000点近くもありました。質・量共にこのような文書は県内外でも大変珍しく、貴重な資料群と言えます。

郷土を深く理解していただくために、また、調査研究のために、また、調査研究のために多くの方に「米澤家文書」を利用していただきたいと考え、入善町では平成6年より目録作成に着手し、平成10年3月に「米澤家文書目録」を刊行しています。また、同年4月から文書の一般公開を行っています。

現在、文書は入善町民会館内の郷土資料室で保管されていますので、興味のある方は、ぜひ訪れてください。

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〒939-0693 富山県下新川郡入善町入膳3255

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ファックス:0765-74-2790

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