保育所・学校体験ステイの体験レポート
入善町が本年度から始めた「保育所・学校体験ステイ」の第1号となるご家族4人が、7月16日から24日まで、町の子育て環境を体験されました。
事業に応募されたのは、香港在住でコンピューター関連会社に勤務する鈴木康二さん（50）と妻ウェンディ・チューさん（43）、長男で小学校1年の善さん（7）、長女で年少児のさちさん（3）一家。お子さんの夏休みを利用して来日しました。
期間中、鈴木さんはリモートで勤務。善さんは入善小学校、さちさんはにゅうぜん保育所に通い、町での暮らしを体験しました。
鈴木さんは母が町出身。自身も小学3年から高校2年までの間、町に住み、香港へは大学院留学を機に移り住まれました。
ここでは、鈴木さんへのインタビューを紹介します。
保育所一時預かりについて
先生方は毎日色々な遊びを教えてくださり、さちも毎日保育所に行くのを楽しみにしていました。保育所はとても広くて清潔で、中庭で安全に遊べる仕組みもあり、良い環境だと思いました。
小学校の一時利用について
教科書の貸し出しなど、日々の授業でご配慮いただき、感謝しています。学校の廊下や給食の縦割りの仕組みなど、自分たちの幼少期にはなかった仕組みで子供達の交流が増えており、素晴らしいと思いました。学童保育についても、スタッフの皆さんに可愛がっていただき感謝しています。
サテライトオフィスについて
ネットの速度が早く、ウェブ会議も静かな環境で問題なくできて、プリンタや外部モニターもあるので、非常に仕事がしやすい環境でした。一階にはカフェレストランもあるので、忙しい日はランチをさっと済ませてすぐに仕事に戻ることができる点もうれしく感じました。
ステイ事業について
この事業のような取り組みは、非常に重要だと思います。特に昨今、新幹線が開通したり、コロナ禍のためリモート勤務が当たり前になったりと、入善に住みながら東京の会社で働く、というケースを選択肢に考える人が増えていくものと期待しています。
子どもたちは「また来たい」と言ってくれているので、町の保育所や小学校の一時利用の制度を利用して、再度入善町を訪れたいと考えています。
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住まい・まちづくり課 定住促進・住宅係
〒939-0693 富山県下新川郡入善町入膳423
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更新日：2024年09月11日