小児肺炎球菌

更新日:2021年02月01日

どんな病気?

肺炎球菌は、こどもの多くが鼻の奥にもっていて、ときに細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を起こします。この菌による化膿性髄膜炎は、年間150人程度が発症していると推定されました。死亡率や後遺症例(水頭症、難聴、精神発達遅滞など)は、ヒブによる髄膜炎よりも高く、約21%が予後不良とされています。

対象となるお子さん

生後3か月~生後60か月(5歳)未満

標準的な接種期間・方法

(注意)初回接種の開始時の月齢により、接種回数が異なります。

1(生後2か月~生後7か月未満で接種開始)が標準的な接種方法となります。
できる限り生後2か月~生後7か月未満で接種を開始してください。

接種期間・方法一覧
  初回接種開始月齢 回数 方法
1 生後2か月
~生後7か月未満
4回接種 初回接種3回
:生後24か月(2歳)に至るまでに、27日以上の間隔で3回接種
追加接種1回
:初回接種(3回目)終了後、60日以上の間隔をおいて、12か月(1歳)に至った日以降において1回接種
(注意)ただし、2回目及び3回目の接種は2歳までに行い、それを超えた場合は行わず、追加接種を行います。また、2回目の接種は1歳までに行い、それを超えた場合は3回目の接種は行わず、追加接種を行います。
2 生後7か月
~生後12か月未満
3回接種 初回接種2回
:生後24か月(2歳)に至るまでに、27日以上の間隔で2回接種
追加接種1回
:初回接種(2回目)終了後、60日以上の間隔をおいて、12か月(1歳)に至った日以降において1回接種
(注意)ただし、2回目の接種は2歳までに行い、それを超えた場合は行わず、追加接種を行います。
3 生後12か月
~生後24か月未満
2回接種 60日以上の間隔をおいて2回接種
4 生後24か月
~生後60か月未満
1回接種 1回接種

持ち物

母子健康手帳、接種券・予診票

接種場所

この記事に関するお問い合わせ先

元気わくわく健康課 保健センター
〒939-0642 富山県下新川郡入善町上野2793-1

電話番号:0765-72-0343
ファックス:0765-72-5082

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