水痘

更新日:2021年02月01日

どんな病気?

 水痘・帯状疱疹ウイルスへの感染が原因です。手についたウイルスが体の中に入る、咳やくしゃみで飛び散ったウイルスを吸い込む、空気中に飛んでいるウイルスを吸い込むことで感染します。もっとも感染力の強い感染症のひとつであり、5歳までに8割のお子さんがかかるといわれています。感染を広めないために、水痘にかかった場合は、法律により保育所・幼稚園・学校への登園は、感染力がなくなる(全ての発疹がかさぶたとなる)まで禁止されています。
通常13~17日の潜伏期間を経て、軽い発熱と発疹(ほっしん)が突然現れます。一般に軽い症状で済みますが、免疫不全の患者さん等では重症となり、脳症を合併することもあります。発疹(ほっしん)が主症状で、かゆみを伴います。発疹は、最初は斑点(はんてん)状、その後3~4日は水泡(みずぶくれ)となります。最後は、顆粒状のかさぶたとなります。間もなくかさぶたははがれ落ちて治ります。発疹(ほっしん)は体の被覆部分に多い傾向にありますが、頭髪部にも現れます。発疹がかゆいので、ひっかくと、指や爪についている細菌などの感染が起こり、皮膚の炎症を起こして重症となったり、跡が残ることもあります。水痘が治っても、ウイルスは神経節の中に隠れています。風邪などで免疫力が落ちた時などに、年月を経て神経痛や知覚異常を伴って再発することがあります。これが、帯状疱疹(たいじょうほうしん)です。

対象となるお子さん

1歳から3歳未満

標準的な接種期間・方法

  • 初回接種:生後12か月(1歳)~生後15か月に至るまでの間に1回接種
  • 追加接種:初回接種終了後、6~12か月の間隔をおいて1回接種

持ち物

母子健康手帳、接種券・予診票

接種場所

この記事に関するお問い合わせ先

元気わくわく健康課 保健センター
〒939-0642 富山県下新川郡入善町上野2793-1

電話番号:0765-72-0343
ファックス:0765-72-5082

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