ワクチンの種類(生ワクチン、不活化ワクチン)
予防接種で使うワクチンには、「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類があります。
生ワクチン
生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたもので、これを接種することによってその病気にかかった場合と同じように抵抗力(免疫力)ができます。
生ワクチンの予防接種
- 麻しん風しん混合ワクチン(MR)
- 麻しんワクチン
- 風しんワクチン
- BCG
- 水痘(水ぼうそう)ワクチン
- おたふくかぜワクチン
- ロタウイルスワクチン
不活化ワクチン
細菌やウイルスを殺し抵抗力(免疫)をつくるのに必要な成分を作り出して毒性をなくしてつくったものです。この場合、体内で細菌やウイルスは増殖しないため、数回接種することによって抵抗力(免疫)ができます。一定の間隔で2~3回接種し、最小限必要な抵抗力(基礎免疫)ができたあと、約1年後に追加接種をして充分な抵抗力(免疫)ができることになります。しかし、しばらくすると少しずつ抵抗力(免疫)が減ってしまうので、長期に抵抗力(免疫)を保つためには、それぞれのワクチンの性質に応じて一定の間隔で追加接種が必要です。
不活化ワクチンの予防接種
- 五種混合ワクチン(百日せき、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオ、ヒブ:DPT-IPV-Hib)
- 四種混合ワクチン(百日せき、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオ:DPT-IPV)
- 三種混合ワクチン(百日せき、ジフテリア、破傷風:DPT)
- 二種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風:DT)
- ポリオワクチン(IPV)
- 日本脳炎ワクチン
- 破傷風ワクチン(T)
- 季節性インフルエンザワクチン
- Hib感染症ワクチン
- 小児の肺炎球菌感染症ワクチン
- ヒトパピローマウイルス感染症ワクチン
- B型肝炎
- インフルエンザワクチン
- 新型コロナウイルスワクチン
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更新日:2024年07月08日