海洋深層水とは?

更新日:2021年02月01日

良く晴れた日に、立山黒部ジオパークを空撮した写真

海洋深層水とは、「太陽光が届かず、また、表層の海水と混ざらない深さにある海水」を言います。通常は、200メートル以深の海水を海洋深層水と呼んでおり、地球に存在する海水の、約95%を占めていると言われています。

海洋深層水利用の歴史は浅く、これまで、水産分野をはじめとして、食品や医療、健康産業など非水産分野においても、さまざまな研究が行われています。また、民間企業では、海洋深層水を利用した食品や健康飲料、化粧品などの商品化に向けた取り組みが活発になっています。

海洋深層水の一般的な特性

海水には、人体に必要不可欠な必須微量元素やミネラルがバランスよく含まれているという特性があります。これは、表層水でも深層水でも共通です。しかし、深層水には表層水にない特性があります。

海洋深層水の一般的な特性一覧
低温安定性 表層水の水温が、季節によって大幅に変動するのに対し、深層水は一年を通して低温で安定している。
清浄性 深層にあるので、陸水、大気からの汚染を受けにくく、化学物質、汚染細菌数が少ない。
富栄養性 太陽光が届かない深さなので、光合成が行われず、表層水と比べて、生物の生長に不可欠な窒素、リン、ケイ酸などの無機栄養塩が多く含まれている。
ミネラル特性 ミネラルとは?
必須微量元素や、各種のミネラルがバランスよく含まれ、不純物が少ない。人体のミネラルバランスと極めて似ている。
熟成性 高圧下で長い年月をかけて形成されているので、水質が安定している。
この記事に関するお問い合わせ先

キラキラ商工観光課 深層水係
〒939-0693 富山県下新川郡入善町入膳3255

電話番号:0765-72-3803
ファックス:0765-74-2108

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